2016/08/17

ELLE à table9月号のELLE Cooking 

スタイリッシュな写真と旬の情報満載!
夏真っ盛りですね。
毎日ヴィーニョヴェルデがおいしいので、ワインのおつまみネタを少し。

最新のELLE à table9月号の

別冊ELLE Cooking巻頭特集で、
アヒージョの新しいレシピを
ご紹介しています。

今回私は取材者ではなく、料理をご紹介する側です。

簡単なつまみを、ということでお声をかけていただいたこの企画。

スペインの定番料理アヒージョのアレンジです。

アヒージョは、オリーブオイルとにんにくで素材を調理するものですが、今回はかなり遊び心をきかせ、もっといろいろなオイルや調味料で楽しめないかというお題をもとに、ニューアヒージョを考えてみました。



表紙のたことプチトマト、黒オリーブは、普段家でワインのつまみによく食べている組み合わせ。

にんにくオイルのお風呂でたこやプチトマトなどの材料をやさしく温める感じで作ります。

夏に一番のおすすめニューアヒージョは、ほたてとゆずこしょう、青唐辛子のごま油アヒージョ。オイルは太白ごま油を使い、ほたてに青い辛さを風味をきかせます。これが冷えた白や辛口ロゼなど、酸味のある軽いワインと合うんです。ほたてのうま味や青唐辛子の青い香り、ゆずこしょうの爽やかさが、ワインの酸を呼ぶんだと思います。


ほかにも、目玉焼きとしらすのアヒージョ、じゃがいもと桜えびのアヒージョなど、少ない素材でシンプルに楽しめるものばかり。調理もあっというま、ラクです。

まだまだ夏!

まだまだヴィーニョヴェルデが飲める!
今日はほたてアヒージョの応用でパスタにしよっかな。

2016/08/04

「真夏のポルトガル食堂」ご参加ありがとうございました!

飲んだり、食べたり、話したりの賑やかな会場
梅雨が明けた7月30日(土)と31日(日)、西荻窪の364で開催した「真夏のポルトガル食堂」は、想像以上にたくさんの方々にご来店いただき、無事終了いたしました。
来場いただいたみなさま、改めて本当にありがとうございました。
イベント中はひたすら干し鱈のコロッケを揚げていたので、写真は少しですが、イベントの様子をお伝えしたいと思います。


今年は昨年とは少し趣向を変えました。

30日は予約不要のタスキーニャ(居酒屋)スタイル。10種のポルトガルワインと数種類のおつまみを楽しんでいただき、2階のテーブル席は満席で上がれないこともしばしばでした。お待たせしてしまった方々には、ご迷惑をおかけしてしまい、すみませんでした。







まだまだご紹介したいポルトガルワインがありますが、まずはこちらから!

今回のワインは、真夏にぴったりの爽やかなヴィーニョヴェルデが主役。白、ロゼ、赤で複数のブランドを揃えました。

そのほか、さくらんぼリキュールのジンジーニャ、酒精強化ワインのマデイラワインなど、合計10種をご用意。
以下は今回のメニューです。





















本日のメニュー
・干し鱈の浮袋のフェイジョアーダ+青唐辛子ごはん  800
 ・ポルトガルおつまみプレート 1000
(干し鱈のコロッケ+鶏のピリ辛モツ煮+鰯と玉ねぎのマリネカナッペ+たことひよこ豆とコリアンダーのサラダ+黒オリーブ)
 ・珍味 干し鱈の舌フリット(小2ピース) 600

本日のグラスワイン
1.アフロス テン(ヴィーニョヴェルデ オーガニック白)  400
2.モウラス エア(ヴィーニョヴェルデ オーガニック白) 400
3.トレヴォ (ヴィーニョヴェルデ白) 300
4.ガタオ(ヴィーニョヴェルデ白) 300
5.ソアリェイロ(ヴィーニョヴェルデ オーガニック白) 500
6.ガタオ(ロゼ) 300
7.アフロス ヴィニャオン(ヴィーニョヴェルデ オーガニック赤) 400
8.マデイラ(酒精強化ワイン)  500円/ソーダ割り600
9.ジンジーニャ(さくらんぼのリキュール) 400円/チョコカップ入り500円/ソーダ割り600


10.旅のお土産スペシャルワイン(オーガニック 赤) 500





アフロスのアンフォラワイン

旅のお土産ワインとは、古代ローマ時代から使われていたアンフォラという陶器を使って仕込まれた、ヴァスコ・ロフトさんの希少なオーガニックワインの赤。
このワイン、口当たりは優しくて、でも旨味はしっかり。赤ですが、ロゼのような淡い色が美しい。華やかな香りが印象的でした。

やはりみなさん気になってのか、あっという間に売り切れてしましました。日本ではまだ発売されていないのですが、いつか購入できるようになればと思っています。大阪の岸本さん、よろしくお願いします!















野菜と魚中心の、からだにやさしいおつまみ

おつまみプレートは、

干し鱈のコロッケ
鰯と玉ねぎのマリネカナッペ
鶏モツのピリ辛煮ピピッシュ
たことひよこ豆のサラダ
4種に、ハーブサラダと黒オリーブのピリ辛漬けを盛り付けたプレート。
おかげさまで好評でした。


さらに、忙しくって写真を撮りそこなってしましましたが、珍味もご用意。
今回の旅で、友人で干し鱈工場の2代目・アントニーから分けてもらった干し鱈の舌を、コリアンダーと一緒にフリットにしたものです。














青唐辛子と黒オリーブが、フェイジョアーダの味を引き立てる

もう少し食べたい方向けには、ごはんものもご用意。

干し鱈の浮袋と腸詰を使った白いフェイジョアーダです。
青唐辛子と黒オリーブを散らしたご飯にかけるのが私のおすすめ。青唐辛子は夏場の料理によく使うのですが、フェイジョアーダの穏やかな旨味にピリッと青いアクセントの役割を果たします。
熟した黒オリーブの塩気ともよく合います。


















見ているだけでも楽しい棚を
364の駒井さん、二所宮さんがつくってくれました。
この2人がいなければ、イベントの成功はあり得ません

会場の1階、2階とも、ポルトガルという国を少しでも感じてもらえるよう、壁にはポルトガルの旅の写真を短い文章とともに飾りました。旅に出たくても忙しくてなかなか…という方に、なんとなく旅気分を味わっていただきたく。


干し鱈のこと、緑のワインのこと、そして、ポルトガルの美しい町並みに欠かせないアズレージョ(彩色タイル)のことなど。


このイベントに参加されて、ポルトガルに具体的な興味を持っていただくいいきっかけ作りができた、とら、という思いからです。









魚介の缶詰。デザインが気になるもの選んで買ってきました


棚には、北部でつくられている繊細な刺繍小物や、素朴なイラストが可愛いノート類、パッケージデザインが素敵な缶詰などのアイテムも並べ、ポルトガルの魅力をいろいろとご紹介しました。


























一見鰯の缶詰のような、チョコレートの缶詰。
紙パッケージの中には、鰯の形のチョコレートが並んでいる


缶詰天国でもあるポルトガルは、素朴だけど味わいのあるパッケージが豊富。ヨーロッパのあか抜けないけど日本にはないセンスやデザインが、見ているだけでも楽しくなってきます。










以前自身で編集した、
スイーツ王国の取材記事が講義のベースです

そして、31日(日)は全く違う内容のイベント。

ポルトガル菓子の焼き菓子3種をいただきながら、「日本に伝わった南蛮菓子」というタイトルのお話しをさせていただくトークカフェを開催。

焼菓子は、カステラのもとと言われているパオン・デ・ロー、チーズが入ったタルトのケジャーダ、そして、エッグタルトという名でも有名な修道院菓子のパステル・デ・ナタの3種。いずれも代々木のナタ・デ・クリスチアノさんから焼きたてを取り寄せました。


日本が最初に出会ったヨーロッパの菓子はポルトガル人がもたらしたもの。時代背景を説明しながら、どんなお菓子がどのように伝わってきたのか、また、ポルトガルの現地では、それらがどのように現代に存在しているのかを、写真をご紹介しながらお話ししました。













卵黄クリームと、白くてふんわりしたクリ―ムの2層。
間に挟んであるのは、細かくくだいたアレです

生菓子は、自宅の料理教室でもよく作ってお出ししている天国のクリーム、ナッタシュ・デ・セウです。

ポルトガル菓子の基本となる卵黄クリームを使ったこの菓子は、見た目も味わいも、ポルトガルを象徴しているような菓子。

お菓子を頂きながらのお話は、みなさんにも喜んでいただけたようでほっとひと安心。

この2日間、本当にたくさんの方々と食を通じて時間を共有することができ、大変意義深く、また楽しい経験となりました。

改めて、ご協力いただいた方々、ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました。











364の駒井さん(左)私、二所宮さんと。お疲れ様でした!

私がポルトガルに魅かれるのは、その食文化の面白さや、ダイナミックな景色の素晴らしさはもちろん、かつて日本で鎖国前に爆発的なブームとなった南蛮文化の盛衰など、日本とポルトガルの歴史的な関わりも欠かせません。遠いようで、近い存在の興味が尽きない国なのです。そして、増えていくポルトガルの友人たちの人間性にも魅かれています。



これからも、新しいテーマで本を作るべく、自分のできる範囲でさまざまに活動を続けていきたいと考えております。ポルトガルのワイン旅の本を作ろうと言って下さると奇特な出版社さんがありましたら、ぜひご連絡下さいませ。










今年は娘も脱走せずにお手伝いしてくれました

次回の「ポルトガル食堂」は8月20日(土)12時~、自宅での教室になります。

まだ若干お席がありますので、ご興味のある方はこちらまでご連絡ください。

そうそう、6月末に取材したヴィーニョヴェルデ(緑のワイン)の記事は、dancyu10月号に掲載予定です。


もちろんこのブログでも、旅のことをアップして参ります。

お楽しみに!

2016/07/22

7月31日「ポルトガル」パステラリアのご紹介


フライヤーのイラストも千葉さんの仕事です
来週末の出張「ポルトガル食堂」のフライヤーが出来上がりました。西荻窪364、代々木クリスチアノなどで配布しております。

デザインをお願いしたのは、昨年独立された千葉佳子さんの事務所「カシ」。事務所もフレッシュ!ご本人もフレッシュ!でも仕事はきっちり。品のある仕上がりに、遊び心が潜むお仕事が得意な印象を受けます。千葉さん、あらためてありがとうございます!

いつも思うのですが、優秀なデザイナーさんの物の捉え方、情報の把握の仕方って、まさに編集の核になる部分。ときどきあれもこれもと情報に溺れそうになってとッ散らかってしまう私は、デザイナーさんの頭の中を全部コピーして、丸ごといただきたいと思ってしまいます。本当に。

来週末の真夏の「ポルトガル食堂」2day、30日は14時からL.O.20時半まで。予約不要のタスキーニャですので、ふらりと遊びに来て、珍しいワインやおつまみを楽しんでください。

そして31日は完全予約制の「パステラリア」と題し、南蛮菓子の歴史トークカフェを開催します。








ポルトガルの修道院菓子取材を掲載した、
スイーツ王国のバックナンバーより

日本が初めて出会ったヨーロッパ菓子が、どのようにして日本に根付き、カステラやボーロに進化したのか、時代背景を振り返りながら、ポルトガル修道院菓子との関わりも絡めてお話しします。

お出しするお菓子は、卵タルトや天国のクリームなどのポルトガル菓子。コーヒーを飲みながら、のんびり楽しんでいただきます。

残席あと少し!
ご予約は西荻窪364
またはこちらまでどうぞ。

2016/07/12

真夏のポルトガル食堂in西荻窪364のお知らせ

今回はポルトガルの大阪、ポルトからIN。
ヨーロッパ西端は夜9時でこの明るさ!

気が付けばもう7月も半ば、夏真っ盛り!
朝から30℃超えたり、溶けそうな毎日ですね。

さて、6月末は久しぶりにポルトガルへ。各地を取材して廻りました。実に4年ぶり。都会のポルトやリスボンは部分的には変わっていましたが、地方の印象も含め、全体的にはそれほど変わっていない気がしました。都会も地方も、それぞれに魅力的な国。

旅の様子はインスタグラムやfacebookでは上げていましたが、
ブログではまだ。これから少しずつあげていこうと思います。

また、取材の核の一つであったヴィーニョヴェルデ(緑のワイン)については、秋ごろのdancyu誌面でご紹介することになりそうです。




旅で出会った味のおすそ分けです!



さて、本題。
昨年に引き続き、今年も真夏の「ポルトガル食堂」を開催します!今年は7月末の30日と31日です。


真夏のポルトガル食堂2days
馬田草織のタスキーニャ&パステラリア
旅気分でポルトガルを味わう2日間
at西荻窪364
7月30日(土)14:00~21:00
ポルトガル食堂のタスキーニャ〈予約不要〉

シュワシュワのヴィーニョヴェルデ(緑のワイン)を中心に、
マデイラワインやジンジーニャ(サクランボのリキュール)などをご用意。
ポルトガルのバカリャウ(干しだら)を使ったおつまみやごはんプレート、
旅のお土産ワインも登場予定です。

7月31日(日)ポルトガル食堂のパステラリア〈予約制、各部定員10名〉
「ポルトガルから伝わった南蛮菓子の歴史トークカフェ」
1部 13:00~15:00
2部 16:30~18:30
450年前にポルトガルから日本に渡った南蛮菓子の歴史のお話しを
おいしいポルトガル菓子とともにお届けします。
ポルトガル焼き菓子3種+生菓子1種+coffee
会費:3500円

お申込み
西荻窪364(サンロクヨン)



167-0042 東京都杉並区西荻北3-13-16
03-5856-8065
JR中央線・総武線「西荻窪」駅 徒歩3分
31日のイベントのご予約は、お電話かメールでお願いします。

忙しくて旅になかなか出られないという方、興味はあるけれどまだ行ったことがない方などに、
遠くて近いポルトガルという国について、あるいは、この旅で出会ったポルトガルの味を知ってもらうイベントです。

30日は予約不要で遊びに来ていただきたいタスキーニャ(居酒屋)スタイル、31日は予約制で、ポルトガルから伝わった南蛮菓子についての歴史を交えたお話を、ポルトガルのお菓子と一緒に楽しんでいただきます。31日には、簡単な資料も作ってお渡ししたいと思っております。

今回は、ポルトガルの旅の写真なども店内でご紹介予定です。
ワイン片手に、つまみをほおばりながら、旅気分を味わっていただきたい!

会場でお待ちしております。

2016/06/11

日本初のBIO HOTEL「八寿恵荘」を訪ねて

一般社団法人ビオホテル協会のカタログには、
細かいガイドラインが紹介されています。
認証を受けたホテルは、非常に厳しい規則に従います

BIO HOTEL(ビオホテル)ってご存知ですか?
BIO(ビオ)はオーガニック、つまり自然素材のことを意味します。

ホテルで提供する食事は、肉、野菜、米などの素材から調味料に至るまで、オールオーガニック。もちろん飲み物も。シャンプーや石けん、スキンケアコスメ類などもすべて自然素材。さらに、タオル、ベッドリネン類、施設の建材や内装材までも、可能な限り自然素材を使用し、再生可能エネルギーの積極的な活用を含め、CO2排出削減にも厳格に取り組む志を高く持つホテル。

ヨーロッパでは2001年に、世界で唯一の厳しいBIO基準を規約とするビオホテル協会が有機認証団体のサポートを受けて発足し、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、スペイン、ギリシャの7か国のおよそ100軒が、厳しい基準をクリアしBIOホテルの認証を得ているそう。

ジャーマンカモミールの畑にに包まれた宿と周辺は、
甘いりんごのようなはちみつのような香りが優しく漂っています

そして、日本でもついに昨年2015年5月、北安曇野郡池田町にBIO HOTEL認証を得たホテルが誕生しました。

長野県北安曇野郡にある「カミツレの宿 八寿恵荘」です。
ビオホテルと聞くとちょっとストイックなイメージを持たれるかもしれませんが、この宿はその真逆。なにより、安心感のある親しみやすい名前が、この宿の性格を端的に表していると思います。

八寿恵という名は、ホテルを運営している現社長のおばあさまの名前。ふるさとのように心からくつろいで欲しいと、この豊かな自然の中で暮らした彼女の名を、宿名に冠したそうです。ちなみにこの地は、先代社長の生まれ故郷。北安曇野という土地と自然の力を愛する人達の想いが、時間をかけて宿として花開いたというわけです。

カミツレ、というのも気になります。カミツレはジャーマンカモミールの和名。4000年以上もはるか昔から薬草として親しまれてきた、ハーブの女王です。植物療法が盛んなヨーロッパでは、肌への効用で特に重宝されていて、消炎効果や保湿力が高く、スキンケアには欠かせないハーブです。この宿は、そのカモミールを使って入浴剤やスキンケアラインも開発する会社が運営しています。先代の社長がのどの病気で闘病していたころにカモミールに随分と助けられ、またカモミールの持つ力に心底驚き、それが会社を興すきっかけになったそう。ですから宿は、自社で植えたオーガニックなジャーマンカモミールの広大な花畑に囲まれているのです。


東京駅からJR北陸新幹線「かがやき」に乗って長野駅まで1時間半。そこからローカル感が楽しいJR篠ノ井線に乗ってのんびりゴトゴトト50分。最寄りの明科駅からは、お迎えのバスでホテルへ向かいます。北安曇野の里の美しい緑の景色を楽しみながらバスは進みます。そしていよいよホテルに近づくと、周囲は一面ジャーマンカモミールの花畑。この白い小花が一斉に咲き乱れる光景が、突如360℃目の前に広がるのです。まるでいきなり絵本の中に紛れ込んだかのような、ファンタジックな世界。癒されるなんてもんじゃない、いきなり子供のようにはしゃぎたくなります。

どこまでも!

なにしろ13万株のカモミール畑です。これ、文字で書くと簡単ですが、体験すると全然簡単じゃない! 13万株の畑は8000坪もの広さがあって、散歩気分じゃとても巡り切れないほどです。上下前後左右、手前から丘の上までも、白くて小さなカモミールがぐるり咲き乱れている。もちろんすべてオーガニック栽培。これだけカモミールが咲き誇る花畑があるなんて、想像したこともありません。

可憐だけど、たくましいぞ!

一見小さくて可愛らしい花ですが、近くでじっと見つめると、どれも花びらを思いっきり開き、太陽を浴びて力がみなぎっている。小さくてもパワフルな様子です。それらを眺めているだけで、エネルギーをもらえるし、心が段々元気になってきます。5月中旬から6月上旬が満開の見ごろだそう。

さらに、宿の脇のカモミールの丘をずんずん上っていくと、上の方に最近出来上がったばかりの真新しいツリーハウスを発見!もちろん上ります。

どこを切り取っても、絵になる光景ばかり
梯子を上って、ツリーハウスの中へ。この日は天気が良くてかなり暑かったのですが、ハウスの中は木の自然の調湿効果のおかげか、ほど良く涼しくて快適。小窓から、広がるカモミール畑を見下ろします。んー、吹き抜ける風もいい香り!もうこの小屋から出たくない、軽く昼寝でもしたい気分。

甘い香りはツリーハウスの中にも広がっています

さらに歩いて上の方の花畑へ。この時季は既に収穫が始まっていて、地元の女性たちがカモミールを刈り取っていました。写真の中のどこにいらっしゃるか、分かりますか?

左右それぞれ奥に1名ずつ

お昼に到着しましたので、早速ランチをいただきました。ボリュームたっぷりのカレーは、おかわり自由。素材を吟味した料理が並びます。

お米もルウの小麦もスパイスも、もちろんみんなオーガニック

玉ねぎのみをじっくり炒め、8種のスパイスと小麦を加えた、日本人になじみのあるカレールウ。大豆入りです。ご飯は雑穀をブレンドした炊き立て。ちなみに八寿恵荘では、長野ほまれと夢しなのという2つの品種の米を栽培し、自家製米して使っているそう。そしてびっくりなのが、左上のサラダに入っていたカモミール。生で食べられるんですね、カモミールって!甘い香りの花がサラダに入っていると、それだけで食卓が特別な感じです。

デザートには、カモミールと豆乳のアイスクリーム。甘い香りに豆乳の風味がよく合います。

甘さも口当たりもさっぱり。いくらでも食べられる

それから、この宿には大きな土間があり、立派な羽窯とかまどがあります。薪割りやかまど炊きの体験もできるのです。大人でもつい夢中になってしまう珍しいかまど体験、子供ならきっと、なおさらでしょう。お米が炊けてくるときの香りや、炊き立てをつまみ食いする楽しさは、きっといい思い出になります。

火加減を教わりながら、自分達が食べるお米を薪をくべながら炊くのって、楽しい!


さらに、この宿のお楽しみといえば、カモミールのお風呂。カモミールは肌への効用が優れているというのは先に触れましたが、ここではそのカモミールから抽出したエキス100%がたっぷり入ったお風呂に入れます。花畑の香りがお風呂にも。窓の外にはカモミールの畑も広がっていました。

窓の外の緑が目を和ませてくれる

お風呂や洗面のスキンケアラインナップも、もちろんカモミール100%のオーガニックコスメです。

ここには写っていないのですが、
ヘッドスパ用のヘッドマッサージローションが特におすすめ

夜の食事はお米が主役の和食ベースで、ボリュームもしっかり。採れたて野菜のおひたしやて旬の煮物、カモミールのてんぷら、カモミールコロッケなど、長野をしっかり味わえるメニューが次々と登場します。




もちろん、長野の地酒やワインも楽しめます。唯一、この地酒とワインのみ、オーガニック認証を得ていないものがありますが、それは宿も承知のこと。ここではやはり、長野の地元のお酒を楽しんで欲しいのだそう。ビールはオーガニックのものを取り寄せています。

日本酒もワインも、長野の誇る味があります

そして、この宿にはカモミール畑を眺められる広いデッキがあります。ぼーっとしたり、本を読んだりするリラックスタイムに最適。ロングチェアに寝転ぶと、カモミールの香りと安曇野の里の新鮮な空気を静かに味わうことができます。休みを満喫している気分に浸れます。

すぐにウトウトできちゃいます

ちなみに、安曇野は言わずと知れた蕎麦の美味しいところ。車を走らせると、おすすめの蕎麦屋さんもあります。宿の方に聞いてみてください。とっても親切に教えてくれますよ。

店からの眺めも抜群。「安曇野翁」のおそばもぜひ

個人的にもまた訪ねたい!と強く思った「八寿恵荘」でした。