小さめの椀で、わんこそばみたいに 何倍もおかわりするのが楽しい |
1月のお楽しみのひとつ、
お汁粉作り。
鏡開きとお汁粉作りはセットの行事。
お汁粉を作ると、
いよいよ正月気分ともさようならかな、
という気持ちになります。
昔は鏡餅って真空パックじゃなかったから、
3日も過ぎると餅の表面がカピカピのバリバリになって、
普通に焼いて食べたら口の中が切れそうな感じだったなあ。
だからカピカピ鏡餅はさらに外に出して乾燥させてから、油で揚げて、
あられにして食べていました。
塩味と黒砂糖の2種類を作って
甘いとしょっぱいを交互に楽しむ。
おいしかったなあ。
そしてお汁粉用には、
当時は新鮮な切り餅を使っていました。
今じゃ鏡餅も真空パックが普通なので、
鏡開き後もお餅は新鮮。
新豆の大納言を買ってきて、
好みの甘さと硬さで煮ます。
私は、豆の硬さはややしっかり目、
甘さはぎりぎりのうす甘が好き。
これに、塩昆布と切干大根の梅煮が定番です。
ツブツブであつあつの粒あん汁粉。
ときどき昆布や梅のしょっぱさを挟めば、
何杯でもいけますなあ。
日本人で良かったなあ、なんて思ったりも。
アンストッパボーな、
冬の小さなお楽しみです。
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