2014/01/14

お汁粉

小さめの椀で、わんこそばみたいに
何倍もおかわりするのが楽しい

1月のお楽しみのひとつ、
お汁粉作り。

鏡開きとお汁粉作りはセットの行事。

お汁粉を作ると、
いよいよ正月気分ともさようならかな、
という気持ちになります。

昔は鏡餅って真空パックじゃなかったから、
3日も過ぎると餅の表面がカピカピのバリバリになって、
普通に焼いて食べたら口の中が切れそうな感じだったなあ。

だからカピカピ鏡餅はさらに外に出して乾燥させてから、油で揚げて、
あられにして食べていました。
塩味と黒砂糖の2種類を作って
甘いとしょっぱいを交互に楽しむ。
おいしかったなあ。
そしてお汁粉用には、
当時は新鮮な切り餅を使っていました。

今じゃ鏡餅も真空パックが普通なので、
鏡開き後もお餅は新鮮。
新豆の大納言を買ってきて、
好みの甘さと硬さで煮ます。

私は、豆の硬さはややしっかり目、
甘さはぎりぎりのうす甘が好き。
これに、塩昆布と切干大根の梅煮が定番です。

ツブツブであつあつの粒あん汁粉。
ときどき昆布や梅のしょっぱさを挟めば、
何杯でもいけますなあ。

日本人で良かったなあ、なんて思ったりも。
アンストッパボーな、
冬の小さなお楽しみです。

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