このボトル、カジュアルのお手本のよう |
こうムシムシしていると、
ヴィーニョヴェルデがおいしくって困ります。
先週末の「ポルトガル食堂」の主役ワインも、
しっかり冷えたヴィーニョヴェルデが
大人気でした。
いろんなヴェルデを知っている
ポルトガル通なお客さまが参加されたので、
ちょっと珍しいヴェルデを用意。
クローバーを表す「TREVO」と言う名のワインです。
ラベルも四葉のクローバーのイラストがキャッチーで可愛らしく、
非常にすっきりした味わいの1本。
値段も1000円ちょっととかわいい!
スクリューキャップだから
アウトドアにも良いですね。
このワインは播磨屋で購入可能です。
パプリカと一緒に黒オリーブもマリネ。 唐辛子の輪切りを加えてピリッとさせても |
料理は
前菜が「パプリカのマリネ」
パプリカを焼き網でこんがり焼き、
皮をむいてオリーブオイルと塩で
マリネしてあとは冷蔵庫で冷やすだけ。
ワインビネガーを隠し味にきかせたり、
すりおろしたにんにくを加えても。
とにかく簡単です。
めざせ真っ黒焦げ |
ちなみに、パプリカをどのくらい
焼くかというと……
右の写真に写っている、
まん中の真っ黒が目標です。
このくらいこんがり焼けば、
冷水につけて皮をやさしく引っ張るだけで
気持ち良いぐらいツルンとむけます。
じっくり焼いている間に、
中の果肉も蒸されてトロンと甘くなっています。
初夏から初秋にかけて、
海沿いのポルトガルのレストランでは、
炭火のコンロの上に鰯や鯵などと一緒に
大量のパプリカが真っ黒に焼かれていて、
皮をむいて塩をしただけのものが
焼き魚と一緒に出されたりしています。
じっくり焼くコツは、余計にいじくらないこと。
ほおっておけば勝手に焼けてくれます。
たこといもは、相性がいいんです |
「ポルヴォ・ア・ラガレイロ(たことげんこつじゃがいものオーブン焼き)」
下にセロリなどの香味野菜をしいて
たことじゃがもをオーブンなどで焼きます。
これもほぼ焼くだけ。
簡単です。
簡単でおいしい、最高です。
コツはcakesの連載内でご紹介中です。
ご興味のある方は
ご覧ください。
さらにおいしいトマトがあったので、
香菜と合わせてごく簡単なサラダ(写真はありません)も御用意。
冷凍しておいたトマトを使うので、
蒸し暑い今の季節にピッタリです。
神戸「Village」の 野獣系シャルキュトリ―、おみごと! |
デザートはポルトガルプリン。
スパイスをほんのりきかせた味は、
大人受けがいいんです。
さらにこの日は、
お客さまのお土産で驚きの逸品がありました。
なんと、 熊のサラミです。
くまですよ、くま!
ガオーの熊。
熊ってどんな味がするの?
ものすごく気になります。
薄く切って、赤ワインと一緒に。
……。
んっ、いけます!
ワインが進みます。
獣臭さ?ノー。
でも、タフな味と食感。
クセになるのはクセのある肉だから?
ちなみに、隣は鹿と鶏でした。
どれもスモーク具合が素晴らしくて
ワインが進み過ぎて困っちゃうぐらい。
Aさん、ありがとう!
熊サラミ、ありですね。
どこかで見つけたら、迷わずトライ!
ちなみに次回の「ポルトガル食堂」ですが、
7月は満席ですので8月の募集となります。
いずれかの土曜昼からを予定しておりますので、
興味のある方はこちらまでお問い合わせください。
さ、今晩はどのヴィーニョヴェルデを飲もうかなあ。
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