2018/05/08

ポルトガル子連れ取材旅3月21日ポルトのハリーポッター書店

ポルトには、教会など歴史的な建物が多く、
それらの存在が落ち着きある町の独特な雰囲気を作り出している。

その中でも、群を抜いて観光客に人気が高いのが、
世界で最も美しいとも言われているLivraria Lello&Ilmao、レロ・イ・イルマオン書店。
現在はレロ書店が通称になっている。
現オーナーのマヌエル・デ・ソウザさんに、短い時間だがお会いでき、
この書店の成り立ちなどを伺うことができた。

1906年当時、活躍していたXavier Esteves によって建てられた壮麗な建物は、
外観が教会のような雰囲気。
中は一転ドラマティックで、天井に広がる壮麗なステンドグラスや、
店の中心に存在する美しい細工が施された螺旋階段など、
世界のどこにもない、美しい書店を作ろうと考えた創業者の夢の実現でもあった。

ポルトの住人が知識を蓄えるために通う書店こそ、
美しい場所であるべきだと創業者は考えた。
天井のステンドグラスには、ラテン語でDecus in Labore 、
"Honor in Work"の言葉がデザインされている。
近年のエピソードとしては、ハリーポッターの原作者であるJ・K・ローリングが
ポルトに住んでいた頃、ここを何度も訪ね、
当時2階にあったカフェで時を過ごすことも多かったそう。
この書店の独特の雰囲気が、作品内にも影響を与えたと聞いた。

この日は店内の2階でポエトリーリーディングが行われていて、
アカデミックな雰囲気に満ちていた。
客が足を止め、ポエトリーリーディングに耳を傾ける様子は、
さながら劇場の様だった。

Livraria Lello、別名ハリーポッター書店へ。オーナーのマヌエル・デ・ソウザさんに、書店の歴史や現在の話などを伺いました。写真だけを撮って帰ってしまう観光客ばかりで困った末に、思い切って入場料を取るなどして、100年以上経った書店を美しく維持するよう努めているそう。入場料を取ることに不満の声も聞こえたけれど、本を買えば入場料分がディスカウントされる仕組みなので、結果的に本を買う人が劇的に増え、非常に意味がある対策だったと言えます。この日はポエトリーリーディングが店内で行われていて、店内の設えも相まってまるで劇場のよう。アカデミックな雰囲気でした。初めて訪ねた10年前と比べ、店内の陳列も美しく整えられ、俄然本が手に取りやすくなっていました。ちなみに私と娘は、タコ🐙の「エミリオ」の絵本が一目で気に入り、お土産に買いました。未だにポルトガル語が拙いゆえ、ページをめくりながら、絵がいかに大事かをしみじみ実感。子どもの気持ちになれた気がする。#Livraria Lello#portgal #porto #ポルトガル子連れ取材旅 #レロ書店#ポルトガル食堂
SaoriBada/馬田草織さん(@badasaori)がシェアした投稿 -

1 件のコメント:

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